医療保険は入るべきか?
- By: Seikatsu-life
- カテゴリー: 4_民間保険
医療保険、皆さん、入られていますか?
基本的なパターンは入院したときに保険が下りてくるものです。
入院1日につきいくら。限度が何日分。さらに手術が入院保険金の○倍というのが基本パターンだと思います。
○は5~40倍、限度は短いもので60日分、長いものは180日ぐらいでしょうか?(もう少し長いものもありますが、一般的ではないようです。)
私の保険は
私も実は医療保険、正しくは終身保険の特約ですが、入院保障の保険をかけています。
嫁も同じ保険に二人で入ったので保証は同じです。1日6000円、限度120日、手術10~40倍です。
入院は4日目まで支払いはないタイプ。最近にはない昭和時代の匂いが残るタイプの保険です。
(ただし入ったのは平成17年です。)
この保険、気に入っているところもいくつかあって、大きなところは終身保障であることと、途中解約ができて解約返戻金が払われます。
つまり、途中でやーめた。ができるわけです。
子供の保険は?
我が娘(一人娘です)。保険は誕生直後に加入した学資保険だけ。こちらも入院特約がついています。
どこの会社かわかりそうですが、同じく1日10500円、限度120日(ただし4日不担保)、手術10~40万円です。
ただし学資保険なので、満期に伴って契約が消滅します。満期は22歳。現在彼女は14歳です。
実は、この後継をどうするべきか悩んでいます。
最近の保険
最近の保険は死亡保険の特約で。というのがほぼなくなり、医療保険単体に変わってきています。
もう自分と同じような保険には入れないのです。
最近販売されている医療保険の主流は
- 入院限度60日
- 終身保障、終身払い込み
- 解約返戻金なし
- 手術保険金は一定(例えば10倍)
というのが”はやり”のようです。
携帯電話のプランと保険のプランは疑ってかかる、あるいは一世代前がいいものが多い。
というのが私の経験上の知恵です。要は儲からないので、儲かるプランを後から出してきたわけですから。
例えば入院1日1万円として、限度60日と言うことは、もらえる最大で60万円。手術保険金を合わせても70万円とかになります。
痛い思いして、病気やけがにかかって、それで70万円です。70万円を用意できればわざわざ保険に入る必要はないのかもしれません。
上記と矛盾しますが、70万円は大きなお金です。誰かが払ってくれることに越したことはありません。
私3年前に2週間入院しましたが、費用は保険でまかなえました。当時はほかの保険にも入っていて、一日13500円もおりました。
このケースだけを取り上げれば入りすぎかもしれません。
すでに1本は満期満了となっていますが、この特約部分は20年の契約期間のうち3回入院手術したので、元も取れてしまいました。(得しました。)
この3年前の入院では、手術保険金と併せて20万円ちょっと下りてきて、手元に10万円近く残りました。
入院中もお金の話は一切心配せずに過ごせたので、
得損の実利だけでなく、精神的にも落ち着けたのは価値があったと思っています。そういう過去から、保険があると気持ちは楽になります。
ところがです、当然保険なので人生をかけた、あるいは身体をかけた大ばくちになります。儲かるのはいつの場合も胴元(=保険会社)です。
確率論的には保険に入らないのが、一番得(というか、なかったのと同じですが)します。
何歩か譲って、保険会社が積極的になっていない入り方が一番得する入り方になるわけです。
保険のメリットでもあり、デメリットは契約が長期に及ぶこと。場合によっては50年以上になります。
利息がある分メリットともいえるし、インフレになると契約額が追いつかなくなる危険もあります。また頑張って払い込んでいたお金の価値も小さくなります。
また解約返戻金がない保険が多くなってることも気になります。周りを見ていても、最後まで、満期まで保険を持っている人の方が少ないのではないでしょうか?
プランの見直しがー。とか、家族の変化でー、とか経済的に・・とかいって解約しているケースが多いようにみえるからです。
特に解約返戻金がないとなると、途中で「やーめた」ができなくなります。そう、入ったら最後、死ぬまで払い続けるしか方法はなくなります。
良さそうな保険は?
ネットで見ている範囲では、解約返戻金がないタイプでは生協の共済が180日型で良さそうです。
全労済もあるのですが、種類がいくつかあって、特に「終身医療5000」と新総合医療共済のベーシックタイプとの違いが今ひとつよくわからない感じです。
解約返戻金ありのタイプだと、ソニー生命しか見当たらない。。。。
もう少し検討してみる余地がありそうです。
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